そろそろインターネットのコンタクトレンズ屋についてひとこと言っておくか

使い捨てコンタクトレンズをインターネットの店から買うとまあ安く買えるのだけど、次のようなカラクリがあるようなので注意したい。店は価格コムあたりの価格比較サイトに安い価格を提示しておく。そして、何カ月後かにこっそりと価格を吊り上げる。我々消費者は手持ちのコンタクトレンズが少なくなれば、当然追加の注文しなければならない。とはいえ、毎回店を探し回ったり、ユーザ登録をし直すのも馬鹿らしいので、大抵は前と同じ店を利用する。さらに、店によっては注文履歴から同じ商品をボタン一つでショッピングカートに入れてくれたりするので、これ幸いと注文する。うっかりしていると前に注文したときよりも値上がっていることに気がつかない。

「いやいや、何言っているんですか。セールみたいなもんですよ。値段を戻す時にわざわざ言わないでしょ」という向きもいるかもしれないが、価格比較サイトに掲載された店を注意深く見てみると、運営元の名前こそ違うものの、所在地は同じビルにあったりして、どうも元締めは同じように見える。その元締めの数は多くない。結局、フロントとなる店ばかりが別の名前で日々増殖を続け、同じような手口を使っているので、損をしないためには店を渡り歩かなければならない。

小売りはとにかく露出する機会が多い方が良い(だから同じ店が楽天やヤフーに出店する)というのは間違いないだろが、この一見別の店を装って出店攻勢をかけまくるというのはだまし討ちのようで好きではない。

参入障壁のあるこの業界と、定期的に需要が発生するといった使い捨てコンタクトレンズの特性をうまく活用してるんだから、賢いといえばそうなのかもしれないが。

もちろんインターネットでまともに商売している店もあるだろうけどね。まあ、どこで買うにしろ、定期的に眼科の検診を受けるべきだぜ!

#そろそろも何ももう何年もこんな感じだと思う。