ASUS EeeBook X205TA を買ったのインプレッション的なメモを

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ASUSのEeeBook X205TAを買った。安くて、軽くて、バッテリー長持ちのWindowsノートパソコンだが、そのスペックはどちらかというとタブレットに近い。タブレットのパーツをノートパソコン仕立てにしたとでも言おうか。因みに、タッチパネルは搭載していない。

外出先からリモートでコンソールに接続する用事があり、軽いノートパソコンを探したところ、ちょうど12日に発売されたばかりのこの機種が目にとまった次第。値段は税込み3万5千円だという。十分に安い価格だが、アメリカで買えばさらに安くてたったの199USD。しかも、向こうで買えばキーボードもUS配列になるので、個人的には都合がいい。そんなわけで、12日にアメリカへ発注をかけて、15日に受け取った。ストレージが32GBというのは、さすがに不安だったので、一緒にSundiskの64GBのmicroSDも一緒に頼むことにした。こちらは国内で買うのと殆ど大差がないので、好きなところで買えばよろしい。

まだ十分に使っていないが、重量は想像通り軽いし、キーボードもたわんだりせず、特に不満もない。キーピッチもUS配列で17mmと一般的なサイズだと思う。ただし、液晶は値段相応といったところで、視野角をずらすとギラツブぽくなるのはいただけない。

ACアダプタはかなりコンパクトで、一般的なノートパソコン用というより、MacBook Air用のものに近い形状をしている。それよりも小さいけど。出力は、19V1.75Aの33.25W。必要電力が少ないことから、この大きさが実現したのだろうけど、どうせならコンセント側の端子が折りたためるようにしてほしかったね。コンピュータ側の端子はマイクロUSBを少し大きくしたような独自端子(おそらく)。華奢な印象で強度がちょっと心配だ。

内部ストレージは、初期状態で空きが16.9GB程度だった。ノートパソコンとしては、心細い数字なので、SDカードにデータを保存するなどの工夫で運用だろう。Windowsのエクスペリエンスインデックスは3.9だった。

因みに、Windows8からはどのエディションでも言語パックを無料でインストールできるので、どこで買おうが日本語表示に変更できる。また、底面に技適シールが貼られているので、Wi-FiBluetoothも問題とならない。訂正:背面にはW52/W53の屋外使用を禁止する日本語の注意シールは貼られているものの、技適マークはなかった。ただ、無線部は国内モデルと同じスペックで、仕向地にかかわらず日本語が書かれたシールが貼り付けられているくらいなので、内蔵されたBroadcomのモジュールは認証済みのものを利用しているじゃないかと思っている。

MP4に変換したFateなんかを見ても、CPU負荷は30%程度で困ることがない。しいて言えば、文字入力やソフトの起動の際に若干もたつくこともあるが、目くじらを立てるほどではない。

まとめると、ストレージは間違いなく少ないが、割り切って使うには悪くないと思う。特にキーボードつきでこれだけ軽いのであれば、持ち歩き用途にはもってこいだろう。欠点も少なくないが、なんせ199USDだ。細かいことをガタガタぬかしてんじゃねーよという説得力は十分ある。

参考にWinSATの結果やディスクのベンチマーク結果を貼り付けておく。

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