少し前になるが、9月半ばに家族で上海に行った。昔はたまに海外へ出かけていたが、子供が生まれたりコロナが流行ったりで海外も久々。
家族がディズニーランドに行きたいというので、最終的に上海になった。香港のディズニーランドには行ったことがあるし。
5歳児を連れて行くにあたって、幾つかメモしておく。特に中国はルールがコロコロ変わるので、最新の公式情報を確認しておきましょう。
準備編
パスポート
自分のパスポートは期限が切れていたので、新しく申請した。マイナンバーカードを使って申請すれば、戸籍謄本も要らなければ、パスポートセンターに足を運ぶのも受け取りの1回のみで本当に素晴らしい。自治体によるが、手数料もクレジットカードで払うことができた。
反面、子供の申請は煩雑。代理申請のために切り替えが必要な上、追加の申請を行ってからパスポート申請が必要で、しかも申請マニュアルが分かりづらい。
写真に関しては、自分はちょうどマイナンバーカードの更新で証明写真機で撮影した写真データがあったのでそちらを使ったが、子供はスマホで白い壁紙の前で撮影したもので特に問題なかった。
現地SIM
昔は空港や街中でSIM買ってたけど、もはやSIMを入れたり出したりするのが面倒だったので、中国で使えるeSIMを事前に調達した。ローミングが手厚いプランを契約しているなら、SIMさえも買う必要ないと思う。
中国の電話番号付きで音声通話できるSIMと迷ったが、本国の電話番号付きだとLINEやGoogle等が使えなくなるので、LINEやGoogleも使えるデータ専用のSIMを購入することにした。 数日間旅行する程度なら電話番号がなくても殆ど困らなかった。チケットの購入に中国の電話番号が必要なこともあるが、有名な観光地であればtrip.comでも買えるし。
自分用、家族用にUbigiとtrip.comでそれぞれeSIMを買ったが、結論から言うとtrip.comの方がよかった。 Ubigiは30日3GBで1300円だったが、trip.comは4日間毎日2GBで575円。trip.comは5G対応だし。APNを見るとChina Mobile香港のMVNOみたい。特にスピードも不足がなかった。
中国国内からだとtrip.comのeSIMは購入できない(途中でエラーになる)ので、事前に購入しておくこと。これは法規とかその類のせいだと思う(GFW越えられるしね)。容量を使い切って追加で買うことはできないので要注意。Ubigiの場合は試してないのでわからない。
因みに、Ubigiはアンテナピクトが表示されず閉口したが、今検索してみると解消法はあるみたい。
スマホアプリ
以下をインストールしておいた
- 支払いアプリ
- Alipay
- WeChat(チャットアプリではあるが)
- 地図アプリ
- 高徳地図(AMAP Global)
- 百度地図
- タクシーアプリ
- DiDi(トップに出てくる日本版じゃなくて、China版の表記がある方)
支払い
ホテルの宿泊費とディズニーランドのチケット以外は全てAlipayで払った。WeChat Payも設定していったが、結局使わなかった。Alipayの方が決済に特化していて面倒がなくオススメ。基本は日本国内でPayPayを使うのと大きく変わりがない。レジのスキャナーでQRコードを読み込んでもらう。飲食店の場合は、テーブルに貼られたQRコードを読み込む。また、コンビニ等の店舗だとレジ前に横長のディスプレイ型端末が置いてあるので、その端末のカメラにQRコードを読み取らせる。
ただ、Alipay利用時に関しては手数料がかかるので、幾つか注意が必要
- Alipayで海外発行のクレジットカードを使って200元以上の決済を行うと、3%手数料がかかる(WeChat Payも同じはず)
- クレジットカードで外貨決済(今回は中国人民元)をすると海外手数料がかかる。カード発行会社によるが、三井住友カードだと大半が3.63%程度
つまり、決済するとAlipayとクレジットカードでそれぞれ手数料が徴収され、合計6-7%程度取られてしまう。200元を超える買い物であればAlipayではなく、直接クレジットカードで支払った方が良いし、なるべく海外手数料が低いクレジットカードを利用した方が手数料が無駄にかからない。
自分はRevolutを使っていたので、今回はRevolutのバーチャルカードをAlipayに登録した。Revolutは事前のチャージ式で、バーチャルカードも複数発行できるので、トラブルがあっても止めることも容易い。Revolutは幾つかプランがあるが、無償のスタンダードプランでも30万までは海外手数料がかからない。ただし、スタンダードプランだと土曜日の朝から月曜日の朝(日本時間換算)までは1%手数料がかかる。それでも安い方が。 特にこだわりがなければRevolutオススメ。 revolut.com
予備に海外手数料が1.6%と安いイオンカードもAlipayに登録もしておいたが、こちらは結局利用しなかった。イオンカードはWechatの紐付けのオーソリが進まなかったので(クレジットカードの登録に失敗する)、イオンカードに電話して解除してもらった。
まとめると以下の通り
- 200元未満の決済 or クレジットカードが使えない
- Alipay + Revolut → 手数料なし(週末は1%)
- 200元以上の決済
- Revolut → 手数料なし(週末は1%)
- イオンカード → 手数料1.6%
- デポジットが必要だとか Revolutで決済できない時
現金は一切使わなかった。
地図アプリ
中国の地図アプリといえば、高徳地図と百度地図が二大定番。事前情報では、高徳地図は中国国内の電話番号が必要で使えないと聞いていたが、グローバル版はAMap Globalという名称になっている模様。AMap Globalは電話番号の登録やログインせず使えるし、ブックマークもできた。また、完璧ではないが簡体字で入力しなくても、アルファベットや日本語でもある程度検索できる。百度地図はインストールしたが、ほぼ使わなかった。
apps.apple.com現地編
入国審査
割としっかり入国目的を聞かれる。審査官は翻訳機を持っていて、話が通じねえなと思ったらカジュアルに使ってくるので、特に心配するほどではない。入国審査時の会話くらいは英語で話せるべきだとは思いつつ(中国に限らず別室連れて行かれたら困るぜ)、周りを見渡すとディズニー、ディズニーだけで押し切っている女性陣が結構いて驚く。カジュアルに上海ディズニーに出かける女性が多いらしい。
移動
もっぱらDiDiのライドシェア、地下鉄(上海軌道交通)で移動した。 地下鉄は路線も多く、一大ネットワークが築かれているが、東京よりも駅間隔が長く、目的地まで微妙に遠いことも多かったので、細かい移動はDiDiを使った。料金も安いし。
DiDiはよくできてて、例えば空港やディズニーランド周辺のようなpick up/drop offに制限がある場所では正しい場所が自動で選択される。アメリカで使うUber/Lyftと同じ感覚。我々はANAで浦東国際空港に到着したので、アプリが指定してきたP2駐車場2Fでピックアップしてもらった。配車された車のナンバーや色が表示されるので、それを目印に見つければOK。
ただ、DiDiはライドシェアなので、車や運転手は玉石混合ではある。
- 歌う運転手がいた。妻によるとイヤホンつけていたらしい。ベイビー・ドライバーかよ。彼の車はドアの辺りがボコボコだった
- トイ・ストーリーホテルから浦東シャングリ・ラホテルまで小一時間移動した際は、全くエアコンが効いておらず、子供も私も気持ち悪くなってしまった。子供はなんとか持ち堪えたが、下車直後にもどしてしまった。エチケット袋は持っていたが、酔い止めを飲ませるのを忘れていたし、早々に窓開けてもらうとか止めてもらうとか頼みましょう
帰路の浦東シャングリ・ラホテルから浦東国際空港までは地下鉄2号線で向かった。少々時間はかかるが、乗り換えもいらないし、子連れだと車に酔うこともないし、2号線沿いのホテルにしておいてよかった。
トイ・ストーリーホテル編
ライドシェアでロビーに乗り付ける際の注意点
DiDi等でトイ・ストーリーホテルのロビーで降ろしてもらう際は、ホテル手前のゲートで宿泊者であることを示す必要がある。宿泊予約の紙やスクショを用意しておくこと。チェックイン後はカードキーでもいいのかもしれない。また、ロビーでピックアップしてもらうために車を呼び出す際は問題ない(何もしないでもちゃんとやってくる)
部屋
子供用のスリッパがあったり、洗面台の前には踏み台が用意されていたり流石に気が利いている。部屋自体はまあ普通のホテル。
アーリーパークエントリー
トイ・ストーリーホテルに宿泊するとパークに1時間早く優先入場ができる。パークは大体8時30分にオープンするので、1時間前の7時30分に入場できる。ただ、ホテルの朝食会場がオープンするのが午前6時30分、パーク行きのバスが出るのが7時で、時間設定がよろしくない。朝食を食べさせるつもりないじゃないかとうがっちゃう。
我々は朝食を摂ってからバスに並んだ。朝食はしっかり食べたいし。とはいえ気持ち急ぎめで、6時50分くらいにバスの待機列に並んで3台目のバスで向かった。アーリーパークエントリー専用のエントランスでも結構並ぶので、一刻も早くインしたい人は、早めに出たほうがいいとは思う。
ディズニーランド編
アトラクションの入口から乗り場までの待機列の通路が長い気がする。やたら歩かされているせいか、あんまり長々と待たされている気がしないのは○。もしかすると休日には中国中から人がやってきて溢れるのかもしれないが。
とにかくベビーカー借りましょう
子供が小さいならベビーカーを借りましょう。うちの子は5歳で、今更ベビーカー?とも思ったが、結果的には借りておいて良かった。実はアーリーパークエントリーを待っている際に座りたいとグズリまくっていたら、前に並んでたおじちゃんがベビーカー借りな!と教えてくれた。
ベビーカーかなり頑丈なタイプで、5歳児が乗ってもびくともしない(7歳まで乗れるみたい)。パークはかなり広くて抱っこすると親も疲れるし、ベビーカーに乗せれば移動も早くなるし、安くもないが良いことしかない。アトラクション近くのベビーカー置き場も広いので特に心配なし。
公式マップではエントランスのあたりでレンタルできるとあるが、アーリーエントリー専用エントランスを入ったすぐのところに、ベビーカーを幾つも留め置いてるスタッフがいたのでそこで借りた。2人乗りしか無かったけど、大人が座って休憩できるくらいゆったりできるし(ダメなんだろうけど結構見かけた)、荷物もたくさん載せられる。2人乗りだと120元だったかな。 www.shanghaidisneyresort.com
レストラン
値段は日本とあまり変わらない感じ。食べたいものをレジで注文してピックアップするタイプ(行ったのはStargazer Grill)と、食べたいものをピックアップしてからレジで精算するタイプ(Pinocchio Village Kitchen)の店があった。あとはアプリで注文するタイプもあったか(Il Paperino)。アプリの場合、準備ができるとSMSが送られてくるらしいが、日本の番号+81だと登録できなかったので、カウンターに自分の注文したものが出てきそうになったらピックアップしに行った。
水
暑いので水がいくらあっても足りない。ホテルから持参したミネラルウォーターを飲み切ってからは、10元のミネラルウォーターを買って飲んでいたが、途中から面倒になり現地の人と同様にトイレ付近にある飲用水の蛇口から空になったペットボトルに水を汲んで飲んでんでいた。特にお腹の調子が悪くなったりはしなかったが、気になる人はミネラルウォーターを買いましょう。
ライダースイッチ
上海に行ったからにはやはりトロン(TRON Lightcycle Power Run)には乗りたいが、子供が身長制限に満たないため、一緒に乗ることができない。トロンの入り口で夫婦で交代で乗りたいと相談したところ、マネージャー的な人を呼んで後から乗る私のプレミアムアクセスを発行してくれた。彼は英語もできて助かった。出口の先にあるロッカーのところで待っていないよと入口横の柵を開けてくれた。こちらは屋根も椅子もあって、子供と待ちやすくて良かった。
オフィシャルページにはライダースイッチ対応のアトラクション一覧が掲載されているので、事前に確認しておきましょう。 www.shanghaidisneyresort.com
その他
上海野生動物園
初日にトイ・ストーリーホテルで荷物を預かってもらったあと、時間があったので、上海野生動物園に行った。中国といえばやはりパンダ。上海でパンダは上海動物園と上海野生動物園にいるらしいが、上海野生動物園は郊外にあって面積も広い。郊外なのでアクセスに難ありということになるが、幸いにも浦東国際空港近くで、つまりトイ・ストーリーホテルからも近い。DiDiで30分くらい。
とはいえ、広すぎて夏は園内の移動が大変だったけれども…。ゴルフカートのような乗り物に乗っていた家族もいたが、日本人が借りれるかはわからない。パンダは専用のブースが幾つもあってゴロゴロしていて可愛かった。
チケットにサファリバスの乗車も含まれているので、忘れずに乗りましょう。とはいえ、普通の観光バスで、ライオンや熊が襲ってきたらどうしようと思ったが、そんなこともなかった。追加料金を払うと、餌やりができる我々がイメージするサファリバスに乗れるみたい。
萨莉亚
子供がどうしてもパスタを食べたいというので、サイゼに行った。海外まできてサイゼかよという気もするが、5歳児を高級イタリアンに連れて行っても仕方がないし、偏食家だし食べ慣れたほうがいいだろうと。上海にサイゼいっぱいあるんですよ(200店舗くらいあるみたい)。値段も安いし、東京で食べるいつもの味ってやつですよ。ミラノ風ドリアを頼んだつもりが、辛くアレンジされたやつでびっくりしたけど。ドリンクバーもあった。おかげで子供も完食。サイゼありがとう。 shop.saizeriya.co.jp
